具だくさんのお味噌汁があれば大丈夫!
友人に貸していただいた本。ほぼ1日で一気読みしました。
「一汁一菜でよいという提案」土井善晴さん著
NHK「きょうの料理」に出ている方、という認識しかなかったけれど。色々な側面から、懐石料理などの「ハレ」の食に対極にある、「ケ」の食の大切さを教えてくれる、とても素晴らしい本でした。
食べることこそが身体を作り、命をはぐくむ。毎日の食事は、美味しすぎること、奇抜なことは必要ない。安心できること。変わらないことの繰り返し。
そして日本ならではの、旬のものを取り入れること。野菜、発酵食品(味噌や納豆など)が中心の日本人に合った食の在り方を教えてくれました。
そして!いいなーと思ったのが、タイトルにある「一汁一菜」。お味噌汁を具沢山にすれば、一汁=一菜を兼ねてくれますよ、という提案と、土井さんご本人の飾らない毎日のおみそしる写真!
最後に食べたいものは何ですか?という問いの答えには迷ってしまうけれど。お味噌汁と白いごはん、梅干し、に勝るものはないかもしれないな、と改めて思ったりしました。
最近気に入っているおみそしるの具は、ブリを薄めに切ってキノコなどと合わせたちょっと豪華バージョン。あとは、残り物のサツマイモを入れたもの。立派なナメコを見つけたときの、豆腐と赤みそのおみそしるも好き。